JR西日本が大阪環状線の終電繰り上げを継続 昼間の新快速などの減便は12日以降行わず

JR西日本は、緊急事態宣言の期間延長に伴う2021年5月12日(水)以降の運転計画を発表しました。

大阪環状線大阪駅に停車中のJR西日本323系電車(源五郎/写真AC)

緊急事態宣言の発令および自治体からの要請を受け、4月28日(水)以降に一部列車の運転取り止めを実施しています。5月11日(火)までとされていた緊急事態宣言が延長されたことに伴い、終電の繰り上げについては継続して実施されます。

緊急事態宣言の解除までの間、継続されるのは、4月28日(水)以降の平日に実施している大阪環状線の終電繰り上げです。内回りでは、大阪駅0:11発の普通・天王寺駅行および、天王寺駅0:04発の普通・大阪駅行の2本の列車が運転取り止めとなります。外回りでは、大阪駅0:15発の普通・京橋駅行および、天王寺駅0:04発の普通・大阪駅行の2本が運休となります(時刻表は下表を参照)。

なお、JR西日本では上記のほか、3月13日ダイヤ改正において、近畿エリア主要路線で48本の列車削減を行い、最大30分の最終列車の時刻繰り上げを実施しています。

【時刻表で解説】JR西日本 大阪環状線の終電繰り上げ

一方で、琵琶湖線・JR京都線・JR神戸線、大阪環状線およびJRゆめ咲線において5月1日(土)以降、昼間時間帯の新快速をはじめとする一部列車の運転取り止めを実施していました。この減便については5月11日(火)をもって終了し、5月12日(水)以降は通常ダイヤでの運転となります。

なお、在来線特急列車については、すでに発表されている5月以降の一部列車の運転取り止めが継続されます。

JR西日本によると、「JRおでかけネット」内の時刻・運賃検索「マイダイヤ」や、JR西日本ネット予約「e5489(いーごよやく)」をはじめとしたインターネットでの経路検索サービスには、運転取り止め情報の反映の状況がまちまちとなるため注意するよう呼びかけています。